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頑張る投資家YUKI 第17話 「戸建て退去宣告、八方塞がりの現実」

■突然の退去宣告

想像していないことは突然起こる。

6月に戸建てを購入し5ヶ月たった11月、入居者から退去の連絡が入った。

2006年に入居し13年間住んでおられた入居者さん。
40代後半の公務員で、子供は社会人と大学生、家の外には犬を飼っていた。
どうしてこの家に住んでいるか分からなかったが、正直一生住んでくださると思って購入した物件だった。

【過去記事】
頑張る投資家YUKI第8話「とんだ誤算」
https://www.rl-group.jp/2020/10/07/792/

それが半年も経たず前に退去宣告…
青天の霹靂だった。

理由は、里帰り出産で帰ってきた娘夫婦と暮らすことになったが、今の家では手狭になり、もう少し大きい家を近くで探したいとのこと。
いづれにしても、僕たちは想像もしていなかった現実を受け入れなければならなかった。

■退去によって私たちが抱える問題は何か?

1つ目は家賃がもらえないということである。
返済は毎月49,000円、入金が止まれば僕たちの財布から毎月49,000円が出ていくことになる。

2つ目は、次の入居者のためのリフォームである。
築40年の木造、入居者が13年間住んだ家、購入時には想像ができなかったが、今考えれば相当傷んでいるのは当たり前のことだった。

お風呂場の水漏れ事件(過去記事:第16話 https://www.rl-group.jp/2020/12/22/943/ )の時に初めて中を見させていただいたが、床は浮いているし、壁はボロボロ、大変な状態だった。

これをリフォームして新しい入居者に貸す資金的な余裕もなかったし、空室期間の返済にも耐えきれないと思った。

「退去後、現状で即売却しよう!」

譲渡税の関係で最低5年間は保有する予定だったが、急遽進路変更!!!
仲介してくれた業者さんと話し合い、490万で購入した物件を600万で売りに出すことにした。

【解説】
オーナーチェンジの場合は、一般的に入居者がいるため物件の中を見ることができません。
しかしこれは大きなリスクです。

中がどんな状態か把握しないまま(後にどれだけお金がかかるか見通しをもたないまま)買わないといけないからです。
ある程度、経験を積み、見積もりを想像できる経験者はともかく、私のように初めて物件を買う場合にはリスクが大きかったです。

しかし何百万の買い物、後に入居中でもお願いすれば内覧できることもあるということが分かりました。
それは差し押さえ直前の物件を検討した時のことです。
自分たちが住む家として検討していたため中の間取りを変更できるのかなどリフォームの計画を建てるため入居者の許可を得て家の中を見させていただくことがありました。

つまり物は言いよう。
最初の戸建てを買う時も内覧をお願いしていれば、もしかして見せてもらえたかもしれません。

特に最初のうちは、何でも自分の目で見て確認し、学びながら判断する力をつけていくことをおすすめします。

…続く… 

第18話 「感謝の退去手続き、高まる売却への不安」

writer.頑張る投資家YUKI
(不動産投資歴2年、メガ大家の教えを実践中)

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