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頑張る投資家YUKI 第18話 「不安高まる退去手続き、敷金18万の行方」

■退去時期の延長

11月に電話が入り、3月末に退去する予定だった退去の予定が延び、ゴールデンウィークの5月になった。

2ヶ月退去が伸びて良かったかと言うと、全くそういう訳ではなかった。

なぜなら「春の引っ越しシーズン」つまり「不動産業界の繁忙期」を逃してしまうからだった。

リフォームなど次の入居者を入れるまでの工期などがあり、どちらにしろすぐに入居募集は難しかったが、何もかも初めだった私たちには大問題だった。

■初めての退去手続き

いよいよ初めての退去手続きを行う時がきた。
入居者さんは、自分たちで引っ越しの全てをしたようだった。

家の中を最終的にチェック!
とは言っても、子育てをしながら13年間も住み続けた家はどこもかしこもボロボロだった。

2階の子供部屋の壁には、社会人の息子さんが思春期の時に開けたのであろう大きな穴が空いていた。

ご主人は、手が器用で自分なりにいろいろ手を加えていた。
敷金を取り戻そうと、
「ここはこうなっていたんだけど、こうして補修した。」
「直すなら私も直せますし、親戚で大工がいるので直します。」
と一生懸命訴えてきた。

最後に鍵を預かって終了。
入居者さんに感謝の気持ちを込めて、手土産を渡した。

■敷金18万の行方

さて、残る問題は敷金18万をどうするかだった。
結論として、半額の9万を返すことにした。

本当は全額もらっても良い状態だったが、入居者さんがあまりに敷金を戻してもらうことに懸命だったので、半額で手を切ることにした。

それよりも、売却へ!!
僕たちの心は、そのことでいっぱいだった。

【解説】

不動産管理は自分で行う「自主管理」と「管理会社に委託する方法」の2つがあります。

「規模が大きくなれば管理を委託してもよいが、最初は自主管理をし、自分で経験しながら不動産経営のイロハについて学んだほうがよい。」

というのがメガ大家の教えでした。

今日のエピソードにあったような入居者との微妙なやり取りなど全てが良い経験になりました。

このような経験をしておくことで、管理会社から判断を求められた時に、「正しい判断」ができるようになるのです。

…続く… 

第19話 「売却成功 業者売却という方法」

writer.頑張る投資家YUKI
(不動産投資歴3年、メガ大家の教えを実践中)

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株式会社リアライフ
【事業案内】
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